魔物を全滅させ、完全に勝利のムードが漂っている時だった。 ――――俺の脳内に、不吉なアナウンスが流れた。『レベルアップしました』「あ」 たっ การแปล - 魔物を全滅させ、完全に勝利のムードが漂っている時だった。 ――――俺の脳内に、不吉なアナウンスが流れた。『レベルアップしました』「あ」 たっ ไทย วิธีการพูด

魔物を全滅させ、完全に勝利のムードが漂っている時だった。 ――――俺の

魔物を全滅させ、完全に勝利のムードが漂っている時だった。
――――俺の脳内に、不吉なアナウンスが流れた。

『レベルアップしました』
「あ」

たったその一言だけで、俺の顔は真っ青になる。
ちょ、ちょっと待とうか。早まるんじゃねぇぞ。ほら、俺が魔法を放って虫の息にしたとはいえ、直接トドメをさしたわけじゃないしな? レベルが上がるのはおかしいとおもうんだ。それに、ドロップアイテムや、ステータスの玉だって――。

「おい、魔物どもを見て見ろ! なんか光りはじめたぞ!?」

一人の冒険者が、屍となった魔物たちを指さし、叫んだ。
それにつられ、俺もその方向に視線を向けると、魔物たちは眩い光を放っていた。
そして、光が収まったあとには、大量のドロップアイテムが散乱していた。
それだけならまだよかった。いや、ダメだけども……まだ許そう。
しかし、ドロップアイテムのなかから、無数の光の玉が浮かび上がり、俺にめがけてすごいスピードで飛んでくるのが見えたあたりで、俺はいろいろ諦めた。あっ、どうしようもねぇわ。
白目をむく俺に、光の玉は容赦なく飛び込み、俺の体内へと吸収されていく。
すべての光が俺の体内に吸収され終えると、大量の魔物の情報が頭のなかに流れ込んできた。……もしかしなくても、この魔物の情報って俺が魔法で全滅させた奴らのだよね? 固有スキルの瞬間記憶と完全記憶のおかげで、膨大な量の情報が脳内に入り込んだというのに、まったく脳に負担がないけども。
そんな俺に、追撃は続く。

『レベルがアップしました。レベルがアップしました。レベルがアップしました』

もうヤメテ! これ以上俺を人間から遠ざけないで!
心のなかで絶叫する俺をよそに、脳内アナウンスに異変が起きた。

『レベルが……』

……ん? 何で言葉が続かないの?
内心首を捻っていると……。

『レベルが……お上がりになりました』

お上がりになりました!?
いきなりどうしたの!? 何が起こった!?
混乱する俺だったが、どうやらレベルアップはここまでだったようで、次いでスキルなどを習得したアナウンスが流れる。

『大量のスキルを獲得されたため、それぞれの系統別にスキルを統合させていただき、新たなスキルを創造しました』

嬉しいはずのサービスが、今は全然嬉しくない……!

『≪爪スキル≫を習得しました。≪拳スキル≫を習得しました。≪脚スキル≫を習得しました。≪刀剣スキル≫を習得しました。≪完全耐性≫を習得しました。≪移動スキル≫を習得しました。統合スキルを複数習得したため、さらにスキルを統合させていただきました。≪攻防スキル≫を習得しました』

おい、ちょっと待て。
何? この明らかにチートな雰囲気しか漂わせていないスキルは。
俺は、内心びくびくしながら、手に入れた≪攻防スキル≫の確認をした。

『攻防スキル』……戦闘において、このスキル所有者の思い描く通りにすべての行動がスキル化される。ただし、即死させる、受けるダメージを無効化する、などといった効果は発動しない。常時発動。

とんでもねぇチートだったよッ…………!
つまり、これから先、俺が戦闘するとき、こんな動きができたらなぁとか、斬撃を一つだけ飛ばしたあと、その斬撃が10個に分裂しないかなぁとか思えば、すべてその通りにできちゃうってことだろ?
即死? どんな攻撃も通さない? 俺の基本的な攻撃力が即死級で、防御力が絶対防御並なんですけど?
…………。
もういいよぉぉぉぉおおおお……チートこれ以上要らねぇよぉぉぉおおおお……。
やっとルイエスとの訓練で、手持ちのスキルをある程度使えるようになったって言うのに、俺はこのスキルを使いこなすために、どれだけ特訓しなきゃダメなんだろうね。もう笑うしかねぇだろ。
ヤケクソ気味の俺だったが、それよりもステータスがどうなったのか気になったため、俺は急いでステータスを確認した。

≪柊誠一≫
種族:人間(人間)
性別:男(男)
職業:謎(魔法剣士)
年齢:17(17)
レベル:20(20)
魔力:畏れ多くて表示できません(200【固定】)
攻撃力:畏れ多くて表示できません(200【固定】)
防御力:畏れ多くて表示できません(200【固定】)
俊敏力:畏れ多くて表示できません(200【固定】)
魔攻撃:畏れ多くて表示できません(200【固定】)
魔防御:畏れ多くて表示できません(200【固定】)
運:畏れ多くて表示できません(200【固定】)
魅力:察してください(200【固定】)
≪装備≫
上質なシャツ。上質なズボン。上質な肌着。上質なパンツ。黒覇者のロングコート。賢猿の鎖。水霊玉の短剣。夜の腕輪。黒王石のチョーカー。果てなき愛の首飾り。憎悪渦巻く細剣。慈愛溢れる細剣。
≪固有スキル≫
瞬間記憶。完全記憶。瞬間習得。瞬間回復。完全解体。進化。業盗り。アレンジ。世界眼。我慢。喜怒哀楽。
≪スキル≫
【攻撃系】攻防スキル。
【耐性系】完全耐性。
【特殊系】上級鑑定。超調合。道具製作:超一流。実力偽装。同化。千里眼。吸収。圧縮。全言語理解。透過。威圧。反射防衛。指導。無間地獄。
【魔法系】無詠唱。多数展開。合成魔法。
≪魔法≫
【属性魔法】生活魔法。水属性魔法:極。闇属性魔法:極。土属性魔法:極。空間魔法:極。火属性魔法:極。無属性魔法:極。風属性魔法:極。雷属性魔法:極。氷属性魔法:極。光属性魔法:極。
【固有魔法】煉獄。反転魔法。解放魔法。誠一魔法。
【特殊魔法】魔法創造。刻印魔法:極。陣形魔法:極。
≪奥義≫
疾風。一閃。雲霧。剣華繚乱。剣身一体。
≪武術≫
ゼフォード流守護剣術:開祖。
≪称号≫
臭い奏者。ゴリラの嫁を持つ男。総ての頂点。自重知らず。雄の王。滅龍士。神斬り。魔導の極致。瞬殺者。全魔物の悪夢。世界を屈服させた男。
≪所持金≫
5833億6147万560G

とうとうステータスにさえ畏れられたあああああああああああああ!
一体何なの!? この世界は俺に何を求めてるの!? そのくせ、なぜ未だに魅力の値が適当なんだ……!
つか、こんなステータスで未だに種族が『人間』ってオカシイでしょ!?
もういいよ! 覚悟はできてるんだからさぁ!? いっそのこと『化物』にしてよぉ!
そんな風に思っていると、なぜか以前確認したように、種族の人間の部分だけピックアップされ、説明文が表示された。

『人間』……これぞ、未完成にして完成された個体。すべての行動で神にでも魔王にでも変化する。そして、完成しないからこそ、無限の進化を遂げることができるのだ。

『化物』より酷ぇよおおおおおおおおおおおおおおおおおお!
怖すぎるだろ!? 人間って何なの!? 哲学的過ぎてついて行けないよ!?
荒ぶる内心を必死に沈めながら、見慣れない固有スキルを確認する。お、オーケー……俺はいたって冷静だぜ……?
……てか、『世界眼』って固有スキルなんだね。
それにしても、『我慢』と『喜怒哀楽』って……なんか人間っぽいスキルだなぁ。
まあ、チートっぽいスキル名でもないし、この固有スキルは大丈夫だろう。

『我慢』……≪人間≫の種族で一定レベルまで達したことにより、解放されたスキル。あらゆる物理的ダメージや精神的ダメージを耐えた秒数×攻撃力が上昇する。耐えきって上昇した攻撃力は、その場で攻撃しなくとも、次の戦闘に持ち越せる。常時発動。
『喜怒哀楽』……≪人間≫の種族で一定レベルまで達したことにより、解放されたスキル。いろいろなものに触れ、心が動き続けることで、全ステータスが上昇し続ける。常時発動。

今回一番ヤベェスキルじゃねぇかあああああああああああああああああああああああああああ!
もう俺のなかで『人間っぽい』って言葉が信用できねぇよ!?
え、嘘でしょ!? だって『我慢』なんて、秒単位で俺の攻撃力にかけられていくんだぞ!?
『喜怒哀楽』にいたっては……って、今まさにこの感情の動きで全ステータスが上昇し続けてるってことだよねぇ!?
現時点でこんなにチートなスキルたちを手に入れて、本来なら喜ぶ場面なんだろうけどさ? 違うじゃん? いや、もちろん誰かを護るためには何よりも強くなきゃいけないんだろうけど、これは過剰すぎじゃん? 度を越えてるじゃん? オカシイじゃん!?
敵から守ろうと攻撃すれば、その敵だけじゃなくて世界すら消し飛ばしそうな勢いだよね! 勢いって大事だし好きだけど、これはやりすぎだと思うんだ!
他にも、なぜか『反射防衛』や『無間地獄』のスキルが攻撃系じゃなくて特殊系に分類されてたり、もはやすべての状態異常を無効化する『完全耐性』なんかを習得したことはもう些細なことだろう。うん……本当に些細なことだよ……。
崩れ落ちそうになりながらも何とか踏みとどまり、最後に称号の欄に目を向けた。

『瞬殺者』……大量の魔物を一瞬にして全滅させた者に与えられる称号。戦闘において、俊敏力と攻撃力に最大の補正あり。
『全魔物の悪夢』……すべての魔物にとって、悪夢である者に与えられる称号。魔物との戦闘時、ステータスに最大の補正あり。また、対峙する魔物のステータス半減。
『世界を屈服させた男』……この世界を畏れさせた者に与えられる称号。

ついに、俺はその場に膝から崩れ落ちた。

「誠一!? 大丈夫!?」

すると、そんな俺の様子を見て、サリアが慌てて駆け寄ってきてくれた。

「ハハ……ハハハハハ……ダイジョウブ、ダイジョウブ。ちょっと自分が人間か怪しくなってへこんでるだけだから……」
「? 誠一は人間でしょ?」

首を捻りながらそう言うサリアに心が救われた俺は、思わず無言でサリアを抱きしめてしまった。
よかった……ちゃんと人間って言ってもらえたよ……。
サリアのおかげで心が軽くなった俺は、徐々に手に入れた称号に対するツッコミがあふれ出てきた。
なに? 『瞬殺者』って! 物騒すぎるんじゃない!? 『全魔物の悪夢』とか、明らかに普通じゃねぇよ!
そして『世界を屈服させた男』! 何のステータス補正もないくせに、ムダに仰々しいのはなぜ?
まあ結局、俺は人間を辞めた人間ということですね。今回のレベルアップでそれがよく分かりましたとも。
……ちょっと待てよ? もし、今回の魔物の侵攻が誰かの手によるものだとしたら……俺のレベルが上がったのも、そいつのせいってことだよな? だって、魔物を倒さなきゃレベルも上がらないわけだし。
こんな状況を作り出したヤツがいるんだとすれば……よし、全力でぶん殴ってやろう。だって、そいつのせいで精神的ダメージを蓄積されてるんだからな! 今もすでに、『我慢』と『喜怒哀楽』のスキルが発動しちゃってるしね!
そんないるかどうかも分からない相手に黒い笑みを浮かべていると、一人の兵隊さんが全員の前に出て、声を張り上げた。
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つか、こんなステータスで未だに種族が『人間』ってオカシイでしょ!?
もういいよ! 覚悟はできてるんだからさぁ!? いっそのこと『化物』にしてよぉ!
そんな風に思っていると、なぜか以前確認したように、種族の人間の部分だけピックアップされ、説明文が表示された。

『人間』……これぞ、未完成にして完成された個体。すべての行動で神にでも魔王にでも変化する。そして、完成しないからこそ、無限の進化を遂げることができるのだ。

『化物』より酷ぇよおおおおおおおおおおおおおおおおおお!
怖すぎるだろ!? 人間って何なの!? 哲学的過ぎてついて行けないよ!?
荒ぶる内心を必死に沈めながら、見慣れない固有スキルを確認する。お、オーケー……俺はいたって冷静だぜ……?
……てか、『世界眼』って固有スキルなんだね。
それにしても、『我慢』と『喜怒哀楽』って……なんか人間っぽいスキルだなぁ。
まあ、チートっぽいスキル名でもないし、この固有スキルは大丈夫だろう。

『我慢』……≪人間≫の種族で一定レベルまで達したことにより、解放されたスキル。あらゆる物理的ダメージや精神的ダメージを耐えた秒数×攻撃力が上昇する。耐えきって上昇した攻撃力は、その場で攻撃しなくとも、次の戦闘に持ち越せる。常時発動。
『喜怒哀楽』……≪人間≫の種族で一定レベルまで達したことにより、解放されたスキル。いろいろなものに触れ、心が動き続けることで、全ステータスが上昇し続ける。常時発動。

今回一番ヤベェスキルじゃねぇかあああああああああああああああああああああああああああ!
もう俺のなかで『人間っぽい』って言葉が信用できねぇよ!?
え、嘘でしょ!? だって『我慢』なんて、秒単位で俺の攻撃力にかけられていくんだぞ!?
『喜怒哀楽』にいたっては……って、今まさにこの感情の動きで全ステータスが上昇し続けてるってことだよねぇ!?
現時点でこんなにチートなスキルたちを手に入れて、本来なら喜ぶ場面なんだろうけどさ? 違うじゃん? いや、もちろん誰かを護るためには何よりも強くなきゃいけないんだろうけど、これは過剰すぎじゃん? 度を越えてるじゃん? オカシイじゃん!?
敵から守ろうと攻撃すれば、その敵だけじゃなくて世界すら消し飛ばしそうな勢いだよね! 勢いって大事だし好きだけど、これはやりすぎだと思うんだ!
他にも、なぜか『反射防衛』や『無間地獄』のスキルが攻撃系じゃなくて特殊系に分類されてたり、もはやすべての状態異常を無効化する『完全耐性』なんかを習得したことはもう些細なことだろう。うん……本当に些細なことだよ……。
崩れ落ちそうになりながらも何とか踏みとどまり、最後に称号の欄に目を向けた。

『瞬殺者』……大量の魔物を一瞬にして全滅させた者に与えられる称号。戦闘において、俊敏力と攻撃力に最大の補正あり。
『全魔物の悪夢』……すべての魔物にとって、悪夢である者に与えられる称号。魔物との戦闘時、ステータスに最大の補正あり。また、対峙する魔物のステータス半減。
『世界を屈服させた男』……この世界を畏れさせた者に与えられる称号。

ついに、俺はその場に膝から崩れ落ちた。

「誠一!? 大丈夫!?」

すると、そんな俺の様子を見て、サリアが慌てて駆け寄ってきてくれた。

「ハハ……ハハハハハ……ダイジョウブ、ダイジョウブ。ちょっと自分が人間か怪しくなってへこんでるだけだから……」
「? 誠一は人間でしょ?」

首を捻りながらそう言うサリアに心が救われた俺は、思わず無言でサリアを抱きしめてしまった。
よかった……ちゃんと人間って言ってもらえたよ……。
サリアのおかげで心が軽くなった俺は、徐々に手に入れた称号に対するツッコミがあふれ出てきた。
なに? 『瞬殺者』って! 物騒すぎるんじゃない!? 『全魔物の悪夢』とか、明らかに普通じゃねぇよ!
そして『世界を屈服させた男』! 何のステータス補正もないくせに、ムダに仰々しいのはなぜ?
まあ結局、俺は人間を辞めた人間ということですね。今回のレベルアップでそれがよく分かりましたとも。
……ちょっと待てよ? もし、今回の魔物の侵攻が誰かの手によるものだとしたら……俺のレベルが上がったのも、そいつのせいってことだよな? だって、魔物を倒さなきゃレベルも上がらないわけだし。
こんな状況を作り出したヤツがいるんだとすれば……よし、全力でぶん殴ってやろう。だって、そいつのせいで精神的ダメージを蓄積されてるんだからな! 今もすでに、『我慢』と『喜怒哀楽』のスキルが発動しちゃってるしね!
そんないるかどうかも分からない相手に黒い笑みを浮かべていると、一人の兵隊さんが全員の前に出て、声を張り上げた。
การแปล กรุณารอสักครู่..
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และทำลายปีศาจก็คือเมื่ออารมณ์ที่เต็มไปด้วยชัยชนะอยู่ในอากาศ
---- ในสมองของฉันประกาศเป็นลางไม่ดีไหล และ "มันเป็นระดับขึ้น" "A" เพียงคำว่าใบหน้าของฉันกลายเป็นซีด โชทำเล็ก ๆ น้อย ๆ ที่เรารอ ไม่เร่ง คุณจะรู้ว่าที่บอกว่าผมอยู่ในลมหายใจลมเพียงอย่างเดียวมายากลก็ไม่ชอบผมก็ชี้โดยตรงที่เหมาะสม todome? ฉันคิดว่าระดับของการขึ้นเป็นเรื่องตลก และและวางรายการแม้ลูกสถานะ - "เฮ้มองไปเห็นมอนสเตอร์ดำเนินการของเรามันจะเริ่มแสงบางอย่าง !?" หนึ่งในนักผจญภัยที่มีการชี้ไปที่ปีศาจที่กลายเป็นตายฉันร้องไห้ และมันก็แขวนอยู่บนมันและฉันยังจ้องมองตรงไปในทิศทางที่ปีศาจที่ยิงแสงพราว จากนั้นหลังจากที่ไฟได้ลดรายการที่ลดลงมวลกระจัดกระจาย ยังคงเป็นสิ่งที่ดีถ้ามันเพียง ไม่มี ... ก็ยังจะให้อภัยคุณ Kedomo ไร้ประโยชน์ แต่จากในรายการลดลง, บอลของมากมายของไฟโผล่ออกมารอบ ๆ ตัวคุณเป็นฉันเห็นมันอยู่บนเขาให้ฉันบินได้อย่างรวดเร็วมากผมให้ขึ้นในรูปแบบต่างๆ นั่นมันไม่ได้เป็นแม้กระทั่งทำอะไรไม่ถูก ให้ฉันหันหน้าไปทางสีขาวของตาลูกของน้ำอย่างไร้ความปราณีแสงจะถูกดูดซึมเข้าสู่ร่างกายของฉัน เมื่อทั้งหมดของการเสร็จสิ้นแสงจะถูกดูดซึมเข้าสู่ร่างกายของฉันข้อมูลของจำนวนมากของมอนสเตอร์ได้ไหลบางส่วนของหัว ...... แม้จะไม่ได้อาจจะ แต่พวกมันจากการที่ผมถูกทำลายในเวทมนตร์ที่ฉันข้อมูลของปีศาจนี้หรือไม่? ขอบคุณที่จัดเก็บข้อมูลได้ทันทีและการเก็บรักษาที่เต็มไปด้วยทักษะเฉพาะและจะบอกว่าเป็นจำนวนมากของข้อมูลและเข้าสู่สมอง Kedomo มีภาระที่ทุกคนในสมอง ดังกล่าวผมไล่ล่าอย่างต่อเนื่อง "ระดับการเพิ่มขึ้น ระดับขึ้น ระดับขึ้น "Yamete อีก! ไม่ไปฉันจากคนหนึ่งคนใดมากขึ้น! แม้จะมีผมที่จะกรีดร้องในหมู่ใจ, อุบัติเหตุที่เกิดขึ้นในสมองในการประกาศ "ระดับ ...... " ไม่มี ... ? ไม่มีอะไรที่ไม่ได้ตามมาด้วยคำพูดหรือไม่ ...... ที่บิดใจคอ "ระดับ ...... คุณขึ้นตอนนี้" คุณขึ้น !? คุณทองแดงกึก !? เกิดอะไรขึ้น !? มันเป็นความสับสนที่ผมเห็นได้ชัดว่าคุณระดับขึ้นเป็นเหมือนก็ขึ้นอยู่กับที่นี่ แล้วไหลประกาศว่าเราได้เรียนรู้ทักษะดังกล่าว "เพราะมันก็มาเป็นจำนวนมากของสกิลเราจะบูรณาการทักษะโดยแต่ละระบบที่เราสร้างทักษะใหม่" มีความสุขควรบริการก็ไม่ได้ที่ทุกคนมีความสุขในขณะนี้ ... ! "ผมได้เข้าใจ«ทักษะเล็บ» ฉันได้เข้าใจ«ทักษะกำปั้น» ฉันได้เข้าใจ«ทักษะขา» ฉันได้เข้าใจ«ทักษะดาบ» เราได้เข้าใจ«ภูมิคุ้มกัน» คุณได้เข้าใจ«ทักษะการเคลื่อนไหว» ทักษะบูรณาการได้เรียนรู้มากขึ้นเราได้รับอนุญาตให้ต่อทักษะบูรณาการ «ผิดและทักษะการป้องกัน»ได้เข้าใจ "Hey, รอเพียงเล็กน้อย อะไร? ทักษะนี้เห็นได้ชัดว่าคุณไม่ได้ทำมาแล้วเท่านั้นดังนั้นโกงบรรยากาศ oozes คือ ผมในขณะที่ใจน่ากลัวคือการยืนยันการ«รุกและทักษะการป้องกัน»ผมได้ ใน "การกระทำผิดกฎหมายและทักษะการป้องกัน" ...... การต่อสู้ทั้งหมดของการกระทำที่เป็นทักษะของถนนวาดภาพของเจ้าของสกิลนี้ อย่างไรก็ตามเพื่อฆ่าทันทีเลิกความเสียหายที่ได้รับผลกระทบที่ไม่ได้เปิดใช้เช่น เปิดใช้งานเสมอ มันเป็นอุกอาจไม่โกง ~ Tsu ............ ! ในคำอื่น ๆ จากนี้ไปเมื่อฉันจะต่อสู้กับ, Toka ฉันหวังว่าฉันได้เช่นการเคลื่อนไหวหลังจากที่มันบินเพียงหนึ่งอย่างเจ็บแสบและถ้าคุณ Toka ฉันสงสัยว่าอย่างเจ็บแสบไม่ได้ถูกแบ่งออกเป็นสิบเธอสามารถทั้งหมดของถนน และที่จะหมายความว่าอย่างไร ตายทันที? มันไม่ได้ผ่านการโจมตีใด ๆ ? พลังโจมตีพื้นฐานในชั้นเรียนของฉันตายทันที แต่ defense'm ป้องกันแน่นอนค่าเฉลี่ยของ? ............. ฉันไม่จำเป็นต้องได้โดยการที่ดีอีก ~ O ~ o ~ O ~ o โอ้โอ้ ...... โกงใด ๆ เพิ่มเติม Yo ~ o ~ O ~ o โอ้โอ้ .... ในที่สุดการฝึกอบรมกับ Ruiesu เพื่อที่จะบอกคุณผมได้ในระดับหนึ่งใช้ทักษะมือสำหรับผมที่จะโททักษะนี้ผมคิดว่าไม่ดีถ้าคุณทำไม่ได้เท่าไหร่ฝึกอบรมอย่างเข้มข้น มันจะไม่เพียง แต่หัวเราะอีก มันเป็นความรู้สึกหมดหวังของฉันเพราะมันเป็นห่วงเกี่ยวกับสิ่งที่เกิดขึ้นสถานะกว่าที่ผมได้รับการยืนยันสถานะรีบร้อน « HiiragiSeiichi »เผ่าพันธุ์: มนุษย์ (มนุษย์) เพศ: ชาย (M) อาชีพ: ลึกลับ (ดาบวิเศษ) อายุ: 17 (17) ระดับ: 20 (20) มายากล: Osoreoku ยังไม่สามารถแสดงผล (200 [ถาวร]) พลังโจมตี: Osoreoku ไม่สามารถแสดงผล (200 [ถาวร]) มีผลบังคับใช้การป้องกัน: Osoreoku ไม่สามารถแสดงผล (200 [ถาวร]) แรงเปรียว: Osoreoku ไม่สามารถแสดงผล (200 [ถาวร]) โจมตีเวทมนตร์: Osoreoku ไม่สามารถแสดงผล (200 [ถาวร]) เมจิก การป้องกัน: Osoreoku ไม่สามารถแสดง (200 [ถาวร]) โชค: Osoreoku ยังไม่สามารถแสดงผล (200 [ถาวร]) เสน่ห์: กรุณาเดา (200 [ถาวร]) «อุปกรณ์»เสื้อดี กางเกงวิจิตร ชุดชั้นในที่มีคุณภาพ กางเกงวิจิตร เสื้อคลุมยาวสีดำของแชมป์ ห่วงโซ่ของ Kensaru กริชน้ำลูกดื่มที่มีแอลกอฮอล์ คืนสร้อยข้อมือ สร้อยคอหินสีดำกษัตริย์ สร้อยคอที่ไม่มีที่สิ้นสุดของความรัก ความเกลียดชังหมุน Hosoken เต็มไปด้วยความเมตตากรุณาดาบดี «ทักษะเฉพาะ»จัดเก็บข้อมูลทันที การจัดเก็บข้อมูลแบบเต็ม ช่วงเวลาการเรียนรู้ การกู้คืนทันที สมบูรณ์รื้อ วิวัฒนาการ การทำงานจะได้รับการ จัดเรียง ตาโลก ความอดทน อารมณ์ «ทักษะ» [โจมตี] ความผิดของระบบและทักษะการป้องกัน [สายทน] ภูมิคุ้มกัน [ระบบพิเศษ] ประเมินราคาอาวุโส สูตรอัลตร้า การผลิตเครื่องมือ: บนรอย ความสามารถในการเลียนแบบ การดูดซึม การยกเมฆ การดูดซึม การบีบอัด เข้าใจภาษาทั้งหมด การส่งผ่าน ที่ทำให้กลัว สะท้อนให้เห็นถึงการป้องกัน การแนะแนว นรก Mugen [สวดมนต์ระบบฟรีเมจิก การใช้งานจำนวนมาก มายากลสังเคราะห์ «เมจิก» [ขลัง] มายากลชีวิต มายากลแอตทริบิวต์น้ำมาก ความมืดที่มีมนต์ขลัง: มาก วันเสาร์ที่มีมนต์ขลัง: มาก มายากลพื้นที่: มาก ไฟที่มีมนต์ขลัง: มาก ไม่มีมนต์ขลัง: มาก ลม Magical: มาก มายากลสายฟ้า: มาก น้ำแข็งที่มีมนต์ขลัง: มาก แสงที่มีมนต์ขลัง: มาก [เฉพาะ] นรกมายากล มายากลผกผัน มายากลที่วางจำหน่าย มายากล Seiichi [มายากลพิเศษ] สร้างความมหัศจรรย์ มายากลสลัก: มาก มายากลการก่อตัว: มาก «ลึกลับ»พายุ Issen เมฆ Kenhana Ryoran ห่า Kenmi «ศิลปะการต่อสู้» Zefodo อุปถัมภ์ไหลดาบ: ผู้ก่อตั้ง «ชื่อ»กลิ่นเล่น คนที่มีลูกสาวในกฎหมายของกอริลลา ทุกจุด น้ำหนักของตัวเองรู้ กษัตริย์ชาย Metsuryu-shi พระเจ้าดาบ ความสมบูรณ์แบบของ Madou คน Madokaya ฝันร้ายของมอนสเตอร์ทั้งหมด ผู้ชายก็สงบโลก «ครอบครองทอง» 583 300 000 000 61470000 560G ที่สุดก็กลัวแม้จะอยู่ในสถานะ Aa อาอาอาอาอา! ไม่มีอะไรห่า !? โลกนี่คือนิสัยของ !? ที่จะถามว่าจะให้ฉันทำไมยังคง ...... มันเป็นค่าที่เหมาะสมของเสน่ห์! ติดอาจจะยังคงเป็นอย่างตลก 'แข่งฉัน "มนุษย์" ในสถานะนี้ !? มันเป็นสิ่งที่ดีอยู่แล้ว! เพราะคุณสามารถที่จะเตรียมความพร้อมตอนนี้ !? Yo ~ o ใน "มอนสเตอร์" ยังดีกว่า! เมื่อคุณคิดว่าวิธีการที่เป็นที่ยืนยันแล้วว่าทำไมก่อนหน้านี้เพียงส่วนหนึ่งของการแข่งขันของมนุษย์จะถูกหยิบขึ้นมาข้อความอธิบายจะปรากฏ "มนุษย์" ...... Korezo บุคคลที่ประสบความสำเร็จในการที่ยังไม่เสร็จ มันจะเปลี่ยนแม้ในซาตานแม้กับพระเจ้าในทุกการกระทำ และแม่นยำเพราะไม่สมบูรณ์เราสามารถบรรลุวิวัฒนาการที่ไม่มีที่สิ้นสุด รุนแรงกว่า "มอนสเตอร์" ~ เปลือกโลกเปลือกโลก Eyo เพื่อเปลือกและเปลือกเปลือกเปลือก! การจะมีความน่ากลัวเกินไป !? ฉันจะไม่ทำตามสิ่งที่เกิดขึ้นที่นี่? ที่ผ่านมาฉันปรัชญาของมนุษย์ !? ขณะที่จมหมดไนซิปั่นป่วนเพื่อยืนยันทักษะเฉพาะที่ที่ไม่คุ้นเคย ติดต่อโอเคษร ...... ฉันค่อนข้างสงบ ... ? ...... Heck ก็ทักษะที่ไม่ซ้ำกันฉัน "ตาโลก" ดังนั้นแม้บางสิ่งบางอย่าง Naa ทักษะมนุษย์ ish ...... ฉันเป็น "ความอดทน", "อารมณ์ความรู้สึก" ดีไม่อยู่ในชื่อสกิลโกง ish นี้ทักษะที่ไม่ซ้ำกันจะโอเค "ความอดทน" ...... โดยถึง«มนุษย์»ระดับหนึ่งในการแข่งขันและทักษะที่ได้รับการปล่อยตัว จำนวนวินาที×แรงทนการโจมตีทั้งหมดความเสียหายทางกายภาพและความเสียหายทางด้านจิตใจจะเพิ่มขึ้น แรงโจมตีจะเพิ่มขึ้นอย่างเต็มที่ทนต่อโดยไม่ต้องโจมตีในจุดและ Mochikoseru ที่จะต่อสู้ต่อไป เปิดใช้งานเสมอ "อารมณ์" โดย ...... ถึง«มนุษย์»ระดับหนึ่งในการแข่งขันและทักษะที่ได้รับการปล่อยตัว สัมผัสสิ่งต่างๆโดยหัวใจยังคงเดินสถานะทั้งหมดยังคงเพิ่มขึ้น เปิดใช้งานเสมอ นี้เวลาที่ดีที่สุดที่จะ Yabe ~ esukiru'm ไม่ได้ทั้ง Aa อาอาอาอาอาอาอาอาอาอาอาอา! ที่อื่น ๆ ในหมู่ "มนุษย์ ish ของฉัน" คำพูดของผมไม่สามารถ !? ฉันเครดิตตัวอย่างเช่นคุณสามารถนอนคิด!? แม้ "ความอดทน" Nante และต้องอยู่ภายใต้อำนาจที่น่ารังเกียจของฉันในวินาที Ikundazo !? "Kido และฉัน ...... จะนำไปสู่ความเศร้าโศกและความสุข "ขณะนี้เป็นเพียงสถานะทั้งหมด Hey!? 'ม. จะยังคงเพิ่มขึ้นในการเคลื่อนไหวของอารมณ์ความรู้สึกนี้จะนำไปอยู่ในมือของที่โกงทักษะที่เราในขณะนี้และเปรมปรีดิ์ถ้าฉากเดิมมันจะเป็นอะไร? Thats แตกต่างกันอย่างไร ไม่ฉันสงสัยว่าไม่ควรจะแข็งแกร่งกว่าสิ่งอื่นเพื่อที่จะปกป้องคนของหลักสูตรนี้เป็นส่วนเกิน ม.ค. เกินไป? และขอบคุณที่อยู่นอกเหนือเวลาหรือไม่ S ตลก '!? ม.ค. ถ้าโจมตีพยายามที่จะปกป้องจากศัตรู แต่ก็จะยิ่ง Keshitoba โมเมนตัมโลกมีแนวโน้มที่ไม่ได้เป็นเพียงศัตรู! และผมชอบที่จะเป็นแรงผลักดันที่สำคัญฉันนี้เป็นผมคิดว่ามากเกินไป! นอกจากนี้ด้วยเหตุผลบางอย่าง "การป้องกันการสะท้อน" และคุณสามารถมีทักษะของการ "นรก Mugen" จัดเป็นระบบพิเศษ 's ไม่โจมตีระบบไม่โมฆะทั้งหมดของรัฐที่ผิดปกติ "ภูมิคุ้มกัน" และสิ่งที่จะเรียนรู้ มันจะเป็นอีกเล็กน้อย ใช่ ...... ...... and'm น่ารำคาญจริงๆ ทรุดตัวลงมีแนวโน้มที่จะ Fumitodomari อย่างใดขณะนี้และในที่สุดก็หันสายตาของพวกเขาในคอลัมน์ของชื่อ "Madokaya ของ" ชื่อ ...... รับจำนวนมากของมอนสเตอร์ให้กับบุคคลที่ถูกทำลายในทันที ในการต่อสู้มีความสูงสุดของการแก้ไขจะมีผลบังคับใช้เปรียวและพลังโจมตี "สำหรับทุกปีศาจฝันร้าย" ...... มอนสเตอร์ทั้งหมดชื่อให้กับคนที่เป็นฝันร้าย ในระหว่างการต่อสู้กับปีศาจสูงสุดของการแก้ไขในสถานะ นอกจากนี้ครึ่งสถานะของการเผชิญหน้ากับปีศาจ "ผู้ชายก็สงบโลก" ...... ชื่อที่มอบให้กับผู้ที่ให้ความกลัวโลกนี้ สุดท้ายผมล้มลงจากหัวเข่าในสถานที่ "เอาล่ะ Seiichi !? !?" จากนั้นจะเห็นเช่นการปรากฏตัวของฉันก็เป็นฉันมาทำงานขึ้นรีบเรียคือ "แม่ ...... ฮ่าฮ่า ...... โอเคโอเค. เฮ้ตัวเองเพราะเพียงเว้าแหว่งกลายเป็นมนุษย์หรือหนี้สงสัยจะสูญ ...... " "? Seiichi สิทธิมนุษยชน?" คือผมที่ช่วยการเต้นของหัวใจที่จะบอกว่าดังนั้นในขณะที่บิดคอเรีย, ฉันได้กอดไม่ได้ตั้งใจเรียอยู่ในความเงียบ ผมก็บอกว่าผมสามารถเป็นสิ่งที่ดี ...... มนุษย์ที่ดี .... ขอบคุณใจที่จะเรียกลายเป็นเบา ๆ ผมออกมาเต็มรูปแบบของ tsukkomi สำหรับชื่อที่ได้รับการใส่ในมือค่อยๆ อะไร? ฉัน "Madokaya ของ"! มันไม่ได้เป็นอันตรายเกินไป !? หรือ "ปีศาจฝันร้ายของทุกคน" ไม่ได้เป็นปกติอย่างเห็นได้ชัด! และ "คนที่ถูกทำให้อ่อนลงโลก"! ทำไมนิสัยมีการแก้ไขสถานะไม่มีและผึ่งผายเสีย? ดีหลังจากทั้งหมดมันเป็นว่าคนที่ฉันได้ทิ้งเขาไว้ แม้ในขณะที่พบได้ดีในระดับนี้ขึ้น ...... รอสักเล็ก ๆ น้อย ๆ หรือไม่? ถ้าและฉันยังรุกรานของปีศาจยกนี้ ...... ระดับของฉันมันจะเป็นบางสิ่งบางอย่างจากมือของคนอื่นคุณจะเป็นเพราะของบุคคลที่? ผมหมายถึงการแปลไม่ได้เพิ่มขึ้นในระดับที่ต้องกำจัดมอนสเตอร์ ดี ...... สมมติว่าผมมีคนที่สร้างสถานการณ์แบบนี้และผมจะ Tsu Bun'nagu ~ อย่างเต็มกำลัง ฉันหมายความว่ามันฉันจะได้รับการสะสมความเสียหายทางด้านจิตใจเพราะของบุคคลที่! แล้วแม้ตอนนี้ "ความอดทน" ฉันและทักษะที่จะมีเกิดขึ้นจะเรียกว่า "อารมณ์"! หากคุณกำลังยิ้มรอยยิ้มสีดำกับใครบางคนที่คุณไม่รู้จักแม้กระทั่งปลาโลมาดังกล่าวไม่ว่าจะเป็นทหารของคนคนหนึ่งที่ออกในหน้าของทุกคนก็ถูกยกขึ้นเสียง










































































































































การแปล กรุณารอสักครู่..
ผลลัพธ์ (ไทย) 3:[สำเนา]
คัดลอก!
ฆ่าปีศาจได้เมื่อพวกเขาอยู่ในอารมณ์ของชัยชนะ ที่ . . . . สมอง ดังนั้นมันก็น่ากลัว เพียงแต่คำ

『เพียงระดับ』
「」

อ่า หน้าของฉันเป็นสีขาวเหมือนกระดาษ ผมจะคอยอยู่ค่ะ คุณจะไม่คุณ คุณเห็นผมและมหัศจรรย์จะตายคนเดียว ไม่ได้โดยตรง เพื่อเสร็จสิ้นการปิด ? ตลกและฉันคิดว่าฉันสามารถระดับขึ้น และอีกอย่าง วาง รายการเพราะ . . . สถานะ ใน

「 , เห็นปีศาจ แต่ดู คนหรือหนึ่งในแรก ! ? 」

การผจญภัยและตะโกนแล้วชี้ไปที่ศพปีศาจ ในนั้น ผมจะมองไปที่ทิศทางของปีศาจ ลมหายใจออก พราวแสง ที่ตัดสินหลังจากที่แสงและปริมาณขนาดใหญ่ของสินค้าลดลง ถ้าคุณยังมีเลย ไม่ ฉันต้อง . . . . . . . ไปกันเลย อย่างไรก็ตาม ในรายการลดลงมีมากมายของแสง ผมชอบบินที่ความเร็วที่ได้ดูเลย ยอมแพ้ เฮ้ , ช่วย ผม ไข่ขาวอย่างไร้ความปราณี แสงที่ถูกดูดซึมเข้าสู่ร่างกาย และทั้งหมดที่แสงถูกดูดซึมโดยการสิ้นสุดของร่างกายของฉันเป็นจำนวนมากของข้อมูลที่เป็นปีศาจในหัวของฉัน . . . . . . . อาจจะไม่ แต่ผมมีข้อมูลของปีศาจตนนี้เช็ดออกในหนึ่งของเวทมนตร์ของพวกเขา ?ในช่วงเวลาของการเก็บทักษะเฉพาะและความทรงจำ , ขอบคุณจํานวนมากของข้อมูลในสมองเข้าไปในสมอง ไม่มีภาระเลย ดังนั้น ผมจะต่อ

『ระดับขึ้น ระดับขึ้น เมื่อระดับเพิ่มขึ้น』

ヤメテอีกต่อไป ! นี้ไม่ได้เป็นมนุษย์ไปจากฉัน ! แม้เสียงที่ฉัน ใน ใจ ว่าเหตุการณ์ที่เกิดขึ้นในสมอง

『ระดับ . . . . . . . " อืม . . . . . . . ? ทำไมคำสุดท้าย ที่บิดหัวใจและหัว แต่

『ระดับ . . . . . . . ผมจะไปถึงคุณ』

กุหลาบทันที ! ?
สิ่งที่เกิดขึ้นล่าสุด ! ?
สับสน แต่ระดับที่ที่นี่ แล้วไหลสู่การเข้าใจทักษะ เพื่อที่จะได้รับจำนวนมากของ

『ทักษะของแต่ละระบบจะรวมทักษะ ทักษะในการสร้างบริการใหม่ ควรจะดีใจ』

ไม่ได้ดีใจเลยตอนนี้ . . . . . . . ที่เล็บ
『≪ฝึกฝนทักษะ บนกำปั้นเข้าใจทักษะ ขาบ้านฝึกฝนทักษะ ฝึกฝนทักษะกับดาบ พัฒนาความต้านทานรวม ผมย้ายมาอยู่บ้าน เพื่อเรียนรู้ทักษะ เพราะหลายฝ่ายของทักษะที่ได้เรียนมา เราได้รวมโดยบูรณาการทักษะ ความผิดและการป้องกันทักษะการเรียนรู้ที่บ้านอยู่ใน』

รอก่อนนะจ๊ะ ที่อะไร ? นี่เป็นการโกงที่ไม่เพียง แต่บรรยากาศ หัวใจฉันตายด้วยการยืนยันความผิดและทักษะการป้องกัน เพื่อที่จะกลับบ้าน

『ความผิดและการป้องกันทักษะ " . . . . . . . ในการต่อสู้ ทักษะของเจ้าของการกระทำทั้งหมดมีความคิดเป็นทักษะการวาดภาพ อย่างไรก็ตาม ตายทันที , ความเสียหายให้กับคนพิการ และเป็นเช่นจะไม่กระตุ้น ตลอดเวลา ผมก็กำผมโกง . . . . . . . ในคำอื่น ๆในอนาคตของการต่อสู้ และเมื่อฉันทำมัน ฉันหวังว่าฉันสามารถบินได้ มีเพียงหนึ่ง เฉือน
การแปล กรุณารอสักครู่..
 
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